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田鍋のごった煮の作品について

ようやく、1500HITしました、これも皆様のおかげです。

始めて来てくれた方も、また来てくれた方も、ごゆるりと見ていって下さい。

小説賞に出す作品を執筆中の為、連載はしばらく休業させて貰います。

暇が出来たらブログの方も更新していきます。

ご意見、ご感想がいただける方はこの記事にお願いします

マナスサーガの簡単な説明

マナスサーガ0

 ガイアという星から、5億の人々を乗せた船が、辿り着いた、未知の宇宙。
 そこに見つけた惑星EDENと名付けた星において人々は未知の力「マナス」と邂逅する。
 その力は、人々に変化を与えた、魔法と呼ばれる技術、人類の種としての変化。
 神様はこの世界にはおられないのだろうとある宗教学者は言った。
 「EDEN」神様に見放された弱肉強食の地。
 そんな、世界で広げられる、少年少女達の冒険譚。

マナスサーガ

 剣と魔法の世界EDEN。
 EDEN暦1000年に起きた、魔族との100年の戦争により、旧文明は壊滅的な状態に陥った。
 それから、時が経ち、EDEN暦2015年。
 冒険者と呼ばれる人々の最盛期。
 英雄を父に持つ少女は、世界を知る為旅に出た。
 数年に一度新たな世界の危機魔王が空から現れ、国家が乱立し、戦乱渦巻き、魔物がはびこる、EDENの地を縦横無尽に駆け巡る。
 物語が始まる。

 マナスサーガ豆知識
 初めての方は、カテゴリーにある、短編集などを、お勧めします、気が向いたら本編の方も出来ればマナスサーガ0から見て下さい、そうすれば他の作品の面白さが変わります、いや、多分ですけど。

 皆様にこの小説ブログサイトを楽しんでいただければ幸いです。

マナスサーガ2 43ページ

 嵐が来たのだろうか。
海が近くにある地形だが、砂漠では珍しい豪雨が、セス達の居る小屋に雨を叩きつける。
 風が吹き荒び、雨を加速し。
 雷が、一分置き位に、鳴り響く。
 ランタンに火を灯し、カイは授業を再開する。
「雰囲気満点だね」
 セスがそう感想を漏らす。
 ネイは不機嫌そうに言う。
「自然の雷は、余り好きではないな。私は……」
 セスがネイに聞く。
「なんでかな? ネイさん」
 更に不機嫌そうな顔でネイは言う。
「直撃をくらったら、まず、助からないからな。後、山火事も起きる。部族に居た時、その場所は、雷がよく落ちる地域だったもので、部族の者が雷で起きたことっで、よく死んだ。雷神は、災い神だ。祟られる」
 それを聞きネイの気持ちはわかったが、雷が悪いものだとセスは思わなかった、自然現象ですし、と。
「魔法で雷を使うと、高威力でスッキリするんだがな……」
 そんな、セスとネイの話は耳半分で、カイは二人に聞く。
「話を始めていいか?」
 その言葉にセスとネイは頷く。
「さて、何故、奈落は動いたと思う?」
 それに、押し黙る三人。
「奈落の起動条件は、封印を解く王家の者の血と、巨大なエンジンだ。禁呪と呼ばれていたが、あれはガーディアンだ。ガーディアンは、何で動くと思う。辺りのマナスを取り込む、マナス結晶だ。しかし、奈落程巨大なガーディアンを動かすには、通常は手に入れる事が出来ないほどの巨大なマナス結晶が必要となる。情報を整理した結果、代用品を使用したと考える。ネイから話を聞いたが、セスも経験あるだろう。そして、アンドルファス王国で百名もの行方不明者がでた。俺は脱出間際、死体の山もみてるしな」
 セスは、立ち上がり声を荒げて、言う。
「そ、そんな、酷い事。私、ガェータの王様も、セアリスも許せなくなっちゃうよ!!」
 カイは、それに答える。
「俺はもとより、許す気は無い」
 キミニと言い掛けた所で、カイは言葉を止め、話を続ける。
「そう、セスに使った、マジックアイテムを使い、百人の人間の魂の結晶を集め、疑似エンジンを作った訳だ、ガェータ王は……。それゆえ、エンジンの抜けたガーディアン、奈落は起動した。余りの凶悪さから、地下に封印させ動けないようにしていたのだろうな、先人は」
 セスは椅子に座り押し黙ってしまった。
 代わりにネイは、セスに聞く。
「ガータェは、殺されたのか?」
 それを聞き、セスは直身を縮ませる。
 カイは、黒板に一枚の大きな用紙を張る。
「これを見て欲しい、これは奈落の内部構造図だ」
 セスが恐る恐る、それを見ると、奈落の頭部辺りに、ガータェ収納場所と書いてあった。
「ガータェ収納?」
 と、セスが呟く。
 そして、カイが答える。
「そう、ネイから聞いた、ガータェが科学物質に満たされた水槽に入れられてたとゆう事を考えると、ガータェは生きてと考えるのが妥当だ。奈落のキーとして生かされている訳だと俺は推測する」
 キースは、カイに突っ込む。
「本当に、これだけの情報ソース何処から仕入れてきたんだ? お前」
 カイは、無表情で答える。
「それは、企業秘密としておこう」
 セスは、ポッポッと言う。
「ガータェ君は生きてるんだね……。なら私は、助けに行くよ……」
 セスが言った言葉をよく聞き、カイは言う。
「パーティリーダーから、我々の目標が提示された。皆、如何する」
 他の二人は頷く。
 セスは驚く。
「でわ、我々は、ガータェ救出に向かう、異存は無い。キースの過去の話は蛇足なので保留にして置く。キース、君の戦力は期待している」
 そこまで、言われて、セスは立ち上がり、皆を見回す。
「ガータェ君を、奈落から助けるよ、皆!!」
 そう言った所で、セスが外を見ると、豪雨は鉄銃雨だったのだろうか、雨が止み、太陽が雨雲の隙間から見え始めた。

テーマ : 自作小説(ファンタジー)
ジャンル : 小説・文学

マナスサーガ2 42ページ

 アンドルファス王国から、指名手配されてるかもしれない四人は、森の中に在った小屋に身を隠す。
 小屋の窓から、奈落が動いてないか確認した後、カイは残り三人に言う。
「情報を整理し、我々の目標を決めよう」
 そのカイの様子を見て、セスは騒ぐ。
「来ました、名探偵カイ! 私もすっきりしてなかったんだ。私達がどう動いて良いか」
 苦笑いを浮かべながら、セスを手で制し、カイは喋る。
「俺は、アンドルファス王城から脱出する間際、ある情報を得た、奈落が何故動き出したのかと、奈落の内部構造、魔族の目的だな。後とある筋から、別の情報を手に入れた。キース、君の素性だな」
 キースは軽く笑い言う。
「俺の件は後にしてくれ、カイ先生」
 その言葉に、苦笑いを浮かべた後、カイは頷く。
 そして、何処から持ってきたのか、小屋の隅に置いてあった、移動式黒板を、三人の前に引っ張って来る。
 ネイがカイに言う。
「まず始めに、魔族の目的から教えてくれ。ガェータ王と何故協力しているのか、今だ解らない」
 カイは、チョークで黒板に、要点を書き出し、喋り始める。
「そうだな。ガェータ王の目的は、強力な力による、危険の回避と国家の安寧。古代ガイアで流行った、核武装がこれに近いかもしれないな。使うか、使わないか分からない、強力な兵器、これは、外交上も好カードになる事がある。多分、王城地下に在ったこの力を動かす為に、魔族とガェータ王は手を結んだのだろう。ザムドラとゆう当座の危機に対抗する為にも必要だったのだろう。そして、魔族の目的は、死の砂漠の強力な勢力を潰し。魔族城〜デモンキャスル〜を作り、クリューセイド大陸における、魔族勢力を増す事にあるらしい」
 セスがそこで手を挙げる。
「デモンキャスルって何ですか? 先生」
 カイが、先生と呼ばれる事に何か抵抗が有り気に苦笑した後、答える。
「デモンキャスルとは、魔族の力の源、瘴気〜デモンパワー〜を、無限に近いほど貯蓄出来る要所であり、アークデモンクラス以上が支配する、魔族の要塞だ。事実、クリューセイド大陸南のギルダ二ス共和国等は、その驚異に曝されている。ヒーローギルドにその内、大きな仕事が舞い込んで来るかもしれないな」
 そこで、セスが頭を抱えているのを無視し、カイは言葉を続ける。
「しかし、デモンキャスルを築くに当たって、アンドルファス王国は、はっきり言って障害だ、見過ごすとも思えないしな。何らかのアンドルファス王国に対するアクションが、魔族側からある筈だ。間違いなく、アンドルファス王国をザムドラ勢力の様に、再起不能にする筈だ」
 セスがそれを聞いて、顔を上げる。
「それって、セアリス達は、ガェータ王を裏切るって、こと!?」
「間違えないだろう」
 今までの話を小屋の天井で休みながら聞いていた、ベルは、ニャニャ笑っている。
「ここで、少し休憩を入れよう」
 そう言い、セス達に、何処から持ってきたのか、カイはアイスボックスから、スポーツ飲料を差し出す。
 ゴロゴロと、大きな音が外から聞こえたので、窓の外を見るセス。
 すると、雨が降り出していた。

テーマ : 自作小説(ファンタジー)
ジャンル : 小説・文学

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田鍋 徳利

Author:田鍋 徳利
田鍋のごった煮にようこそ!
趣味は旅行、ゲーム、読書の田鍋徳利です。
長編オリジナルファンタジー小説中心のブログです。
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